KANACANADA

昨年9月からの8ヶ月間カナダに行ってきた、プロのイラストレーター志望のブログ。

親切すぎますカナダ人

こんにちは、先日は最近描いている絵が佳境に入ってきたので完成させるべく、何かと出不精な生活をしていました。kanonです。

 

今回は、カナダにあるチェーンのカフェ「ティムホートン(Tim Horton)」(日本には現在店舗がないそうです)であった出来事についてのお話です。

 

昼食どき、さすがに外に出ようと雨の中外食しに行ったkanon

 

御目当てだった中華料理店は閉まっていたので、その隣の前々から気になっていた中国のスイーツのお店に入りました。

 

そこで食べたお昼があまり美味しくなく(きっとスイーツはめっちゃ美味しいんでしょうね)お腹もあまり膨れなかったので「食い直しだ!!」と意気込んで、そのお店から近所のティムホートンに行ってきました。

 

 

ここのドーナツが美味しい!と噂に聞いていたので、チャンスだと思いカフェラテと一緒に2個オーダーしました。

 

カフェラテは2ドルするかしないかくらい、ドーナツは1ドルするかしないかくらい、と

格安料金で美味しいドーナツが楽しめるのがここの魅力です。

 

その時はちょうどお昼時でドライブスルーも店内も結構混んでいました。

オーダーして待っている間に席を取っておこうと、持っていた小さいスケッチブックを一人席に置いて「ここに人いますよ〜」という印を立てておく。日本なら、これが当たり前で、別に悪いことでもないはずです。

 

しかし、そう思ってた矢先、事が起こりました。

 

 

渡されたドーナツとラテを席に運んできてさあ食べるぞ〜!!と意気込んでいた矢先です。

 

席は空いていたのですが、代わりにスケッチブック(このツイートではクロッキー帳と呼んでいますが) が消えていたのです!!

 

え!?やっぱり盗まれたの!?それとも邪魔だからって捨てられた!?

 

盗まれることに関しては海外ではよくあるそうなのですが、カナダやビクトリアではそんな経験一度もなかったせいか驚きました。 

 

あたりのゴミ箱を覗いてみましたが、中にスケッチブックはありませんでした。

捨てられたわけではないらしいと、とりあえず席についてドーナツを食べます。

 

味付けは結構甘めなのですが(コーヒーあってちょうどいいです)、ふわふわな生地が食欲をかきたてます。甘いですが美味しい!!

 

もふっもふっ!!っと食べてしまいました。しかしスケッチブックが心配なので今度はもっと静かなうちに味わって食べたいところです。

 

さて、お皿を片してさらに店内を散策。

誰かに盗られたのだとしたらと、周りのお客の様子も伺います。

 

やはりスケッチブックはありませんでした。

「海外では盗まれたらもう戻ってこない」とよく聞きます。

 

使用済みですが、せっかく日本で買った「カービィ」のスケッチブックです。

カナダでは珍しいものだと思うので盗られても仕方ない。

むしろ置いておいた自分が悪いのだと自責の念にかられながら帰ろうとします。

 

そこで、以前銀行であったことを思い出しました。

 

以前銀行に現金をおろしに行ったときのこと、ATMに誰かがデビットカード(おそらく現金入りです)を置きっぱなしにしていました。

 

持ち主は見つからず、どうしていいかわからず、とりあえず盗まれないようにとカードを睨んでいたところ「これあなたの?」とはいってきたカナダ人の女性に聞かれました。

「違う」というとその人はなんとそのカードを銀行の職員さんに「これ落としものなんだけど・・・」と渡してしまいました。

 

職員さんは受け取って「かしこまりました。」と。

 

日本ではよく見る光景だと思います。

しかし海外に出て見るとなんて感動的な光景なのでしょう。

 

日本にいた時、「海外は治安が悪いよ」「日本が一番安全だよ」とまるで海外を修羅の如く言うのをよく聞いていたので、カナダに来たばかりの時はめっちゃ警戒していました。

 

しかし、今カナダに来て5ヶ月ほど経ちますが、未だにそういう目にあったことない!

 

というかカナダ人自体も、トイレに行く時荷物は置きっぱなし(さすがに貴重品は持っているのでしょうが)だったりと結構日本人みたいに警戒心に欠けているところがあります。やはり世界でも治安がいい国ってのは本当なのでしょうね。

 

その出来事を思い出して、「もしかして、落し物として店員さんが預かっているかも」

とダメ元でしたが、先ほどより長く伸びた列にもう一度並び直し、カウンターにいる店員さんに聞いてみました。

 

「あの、スケッチブック落としたんですけど、ここに来ていませんか?」

「もしかしてこれですか?」

 

ありました、店員さんが持っていたのは表紙にカービィが書かれている、まさしく私のスケッチブックでした。

 

店員さんにめちゃくちゃお礼を言って受け取ります。店員さん「見つかってよかった」と笑顔で言ってくれました。

 

 

どうも、落し物だと思って届けられていたみたいです!

この出来事に私は感動すると同時に、混んでいる中で少しでも早く席をとろうとした自分の行動が恥ずかしく思えてきました。

 

しかしカナダ人の親切さが身にしみたと同時に、最近警戒心が薄れてきているかもということに気がつきました。

 

もしこれが他の国だったら・・・と思うと、スケッチブックどころじゃないでしょう。

 

とにかく、私はカナダ人のこの行動にいたく感動しました。

 

困っている人は助ける、落し物があったら届ける、これは日本にいても最近はあまり感じられなくなっているような気がします。

 

もしかしたら、日本よりもビクトリアの方が平和なのではないのでしょうか。

 

本来日本人にも根付いていたはずのこう言った「思いやりの心」。忘れてはいないでしょうか?

 

 

これを機に自分もそういう親切な行動を心がけてみたいと思いました。

 

 

 

 

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