KANACANADA

昨年9月からの8ヶ月間カナダに行ってきた、プロのイラストレーター志望のブログ。

懐かしき、遺影の微笑み菊あかり

こんにちは、kanonです。

突然ですが

 

「葬式の祭壇に菊の花が多く使われる理由」

をご存知でしょうか?

 

 

このイラストの白い髪のオリジナルキャラクター「オクト」が菊の花が好きという設定から調べてみました。

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菊の花が多く使われる理由の一つとして、よく言われているのが

 

「懐かしき、遺影の微笑み菊あかり」

 

という有名な俳句から来ているということ。(私も初めて聞いたのでそんなに有名だとは思いませんが・・・)

 

最初絵を描いている時は違うタイトルだったのですが、この句を聞いてビビッときました!!

 

「そうだ!お葬式をテーマにしよう!」と。

 

キリスト教に片足を突っ込み「もしかして洗礼を受けてしまうのかも」と不安な時期でもあり、(洗礼は結局受けていません)とりあえずその逆を行こう!と日本で一般的な「仏教式のお葬式」をテーマにしました。

 

とりあえずオクトの後ろに怪しい死体を追加します。

 

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その時点で死体の目立たない上に前回の課題であった可愛くキャラを描くということができなさそうなこのラフはボツにしました。(実を言うとデッサンも取れる気がしなかったので・・・精進せねばですね・・・)

視点は結構気に入っているのですけどね・・。

 

そしてその死体を菊の花でフラワーアレンジメント!

子供の頃は親戚にご年配が多かったのもあり、よく祖母や家族とお葬式に行くことがありました。

そんな時、棺の中を覗き込んでみると、色とりどりの花畑のようになった棺の中で眠る故人が・・・。

 

その強烈な思い出もあり、とりあえず花畑に眠るようにお花をモリモリにします、いろんな種類の菊を組み合わせた怒涛のフラワーアレンジメント。ひたすら描き込みます。

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さて、ある程度書き込んで完成が見えてきましたが、

 

「あれ?なんか最初のドラマチックさに欠けるな〜」と気がつきます。

 

最初は描いていて「うわなんだこの絵!!めっちゃ怖い!」と感じたのですが・・・・

 

わりかし綺麗にまとまってくると、どこか最初の熱みたいなのが冷めている感じがするのです。

 

熱を残しつつも綺麗にまとめる。これが今後の課題になってきそうです。

 

とりあえず最初のラフを見つつ、色を寄せていきます。ドラマチックにするための最後の悪あがき。

 

そしてようやく完成です。

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今回の絵の構想は私にとっては今までないところから得ました。

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実は自分の絵から構想を得たのって初めてな気がします。

 

最初は授業中に描いていた落書きから(よくありませんね)。

奥の金魚に餌(真珠)をやっている人から構想を得てわかりにくいですが、隣にラフスケッチをささっと描きました。

 

さらにこの絵からポーズを構想します。

ずっと描いていると、丸い水槽を持ったオクトの姿がまるで「妊婦」のように見えたので妊婦さんがまるでお腹を撫でているような感じで描きたかったのですが、完成品には正直あまり反映されていないような気がします。

 

と、同時に「死(お葬式)」と同時に「生(妊娠)」の一面を持った絵だったんだな・・・と描き終わってから気付かされました。

 

こういうバックボーンを忘れないで書けばもっと魅力的になったかなと思います。

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この絵はせっかく20歳になったんだし、ちょっとエッチな雰囲気のものでも描こうかと描きました。「オクト」「オクトパス(たこ)」のダジャレからですが、ここでタコを描いたことから、完成品のオクトの持つ水槽の中にタコがいるわけです。

私は背景を描かない、人物メインの絵を「落書き」と読んでいますが、キャラを可愛く描くという課題含め、これは結構こだわって描きました。大人への第一歩ですw

 

 

総評ですが、結構昔のお葬式の思い出とかを思い出しながら書いていたので楽しく描けました。

 

そして、綿密に計画や絵の意味を練って初めて完成させることができました。(いつもは練ったところで飽きてしまうので、あまり決めないで描くのですが)

 

しかし同時に課題も浮き彫りになってくる一枚でもありましたが、とりあえず次もその次も、楽しむことを第一に描いていきたいと思いました。

 

 

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